
ヴィンテージ期の顔を持った最後のバービー、カラーマジック。販売されたのは1966年から1967年まで。画像は1966年初期のカラーマジックバービー。1966年らしいハイカラー/ブラッシュ。衣装は髪とリップの色とマッチする、1964年 ランチデイト #1600 Lunch Date。
彼女は髪の色を変える遊びをされていない、ヘアバンド/ヘアクリップを一度も外されていない状態。どちらかというと遊ばれた人形に魅力的な表情を感じるのですが、彼女は良い顔だと思いました。





左画像は人形も衣装もすべて1966年。1966年の中でもとびきりにエレガントな装い。バービーが着るのは乗馬用の衣装はライディングインパーク#1668 Riding In The Park。カッティングが綺麗なジャケット、襟/袖口/ポケットはボンディング(縫製されずボンド貼付)。
ケンが着るのはウェディング衣装、ヒァカムスグルーム #1426 Here Comes The Groom. ステッキは2015年 Spotlight On Broadwayから、中国製。ケンの乗馬衣装が作られなかったことが残念。
1967年はこのカラーマジックバービーと新しい顔を持ったTwist’n Turnバービーが共存。ヴィンテージケンは1966年を最後に新しい製品が発表されなかった。
下の画像、1966年初期と後期のカラーマジックバービー。左は上で登場していたバービー、衣装は1966年 ボゥタイム#1651 Beau Time。
右は1966年後期、カラーマジックプラチナブロンドが着る1967年 プリントアプレンティ #1686 Print Aplently(イアリングと靴が欠品)


ヘッドはヴィンテージ。まつ毛のモールドの塗られ方で表情が大きく変わると思います。しかし顔意外はTwist’nTurnに近い。

1967年まで販売されたカラーマジックバービーがヴィンテージ期最後のバービー。恐らく製造されていたのは前年までだと思います。1966年、日本はヴィンテージ期のヘッドを持つ最後のバービーを製造し、新しいヘッドを持つTwist’n Turnの製造も始めていました。
1966年に日本がバービーファミリーとして販売していたのは、ケン、バービー、スクーター、スキッパー、リッキー、アラン(アメリカ市場撤退後)、バービーベンダブル(アメリカンガールの日本の商品名)、ニューミッジ。

白×黒の衣装を着たカラーマジック。1962年の衣装 アフターファイヴ#934 After Five
下の画像は1967年のブックレットで共存しているヴィンテージフェイスのカラーマジックバービーとTwist’nTurnバービー。表紙から消えてしまったケン/アラン/ミッジ。


